一括差出、謄本一括返送サービス
【一括差出サービス】

 「e内容証明」サービスは一度に100通まで電子内容証明郵便を差出すことが可能です。事前に複数の電子内容証明郵便を作成しておき、差出の際は一括に差出すという方法を利用すれば便利な仕組みとなっています。

※一通に受取人が1人の計算です。実質、受取人合計は100人まで一度に差出すことが可能です。

【謄本一括返信サービス】

 謄本の一括返信サービスというのは、通常謄本は内容証明郵便と同数返信されます。つまり、例えば5通の内容証明の一括差出を行った場合、謄本が5通返送されることになるところを(正本も同時返送されるので、合計10通の謄本&正本が送られてくることになります。)1通にまとめて返送するサービスです(先の例であれば謄本は1通になり、謄本&正本は合計6通返送されることになります)。この場合謄本の返送料金がお得になります。ただし、差出人が全てに対して同一である場合に限られますので、注意が必要です。

→ 一括差出、謄本一括返送の設定方法
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同報受付サービス

【完全同文内容証明】
(1)【郵便ファイルの作成】の際に、受取人を複数指定しており、【本文中に受取人情報を自動挿入する】と【完全同文内容証明】を詮索する※1と、本文中に受取人全員の情報が挿入され※2、電子内容証明郵便の受取人は同じ電子文章が誰に送られたかを知ることができます。そのような内容証明文書を完全同文内容証明といいます。

(2)なお、【本文中に受取人情報を自動挿入する】を選択せず(自動挿入をしない設定する)、【完全同文内容証明】を選択すると、本文中に受取人の情報が挿入されず、電子内容証明郵便の受取人は同じ電子文書が誰に送られたかを知ることができなくなります。

※1 完全同文内容証明とするか、不完全同文内容証明とするかの詮索は「e内容証明」ソフト起動後に【郵便ファイル作成】画面下部の選択ボタンにより行います。【本文中に受取人情報を自動挿入】はチェックボックスにチェックを入れる形、【完全内容証明】は【完全同文内容証明】と【不完全同文内容証明】からせんたくする形になります。

※2 本文中の受取人情報は受取人リストとして別のページが追加される形になります。

【不完全同文内容証明】
(3)完全同文内容証明に大して、【本文中に受取人情報を自動挿入する】と【不完全同文内容証明】を選択すると、本文中に受取人のみの情報が挿入され、電子内容証明郵便の受取人は同じ電子文書が誰に送られたかを知ることができません。このような内容証明文書を不完全同文内容証明といいます。

 上記、(1)(2)(3)の関係を図示すると次のようになります。
 ここでは、A・B・Cに同様の文書が一括差出されていると想定します。

(1)の場合に受取人Aに送られる正本

 

(2)の場合に受取人Aに送られる正本



(3)の場合に受取人Aに送られる正本

 


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